ビールの製造を手掛けるキリン社長の磯崎功典さんが、2020年11月26日に放送されるカンブリア宮殿に出演します。
日本全体が不況と言える現在、ビール業界も打撃を受けています。
しかし、不況の中でもビール業界で独り勝ちしているのがキリンです。
そんなキリンの社長を務める磯崎功典さんが、どの程度の報酬を得ているのか、気になる方も多いのではないでしょうか?
本記事では、磯崎功典さんの年収のご紹介と、キリン副社長、他の上場企業の社長年収とも比較してみます。
なお、磯崎功典さんの学歴や経歴などのプロフィール情報についても知りたい方は、下記記事をご覧ください。
関連記事磯崎功典(キリン社長)の学歴・経歴がすごい!プロフィールを調査!
磯崎功典(キリン社長)の年収は?
それでは本記事の結論となる、キリン社長の磯崎功典さんの年収を見てみましょう。
なお、キリンホールディングスは東証一部に上場しており、ネット上にも役員報酬が公開されています。
磯崎功典さんの年収は下記表の通り、基本報酬・賞与・株式報酬の3つで算出されます。
金額 | |
基本報酬 | 9,100万円 |
賞与 | 8,200万円 |
株式報酬 | 3,900万円 |
合計 | 2億1,100万円 |
磯崎功典さんの年収は2億1,100万円であることが分かりました。
ちなみに、少しデータとしては古くなりますが、労務行政研究所が2013年に行った「役員報酬・給料等の最新実態」によると、日本企業の社長の平均年収は4,381万円となっています。
やはり大手企業ということもあり、年収は非常に高いですね。
磯崎功典(キリン社長)と西村慶介(キリン副社長)の年収を比較
キリン社長の磯崎功典さんと同様に、副社長である西村慶介さんの年収も公開されています。
2人の年収を比較してみましょう。
金額(社長) | 金額(副社長) | |
基本報酬 | 9,100万円 | 6,100万円 |
賞与 | 8,200万円 | 4,100万円 |
株式報酬 | 3,900万円 | 2,000万円 |
合計 | 2億1,100万円 | 1億2,200万円 |
社長と副社長の年収差額としては8,900万円で、約2倍近く金額差がありました。
ちなみに、キリンホールディングスの公式ホームページには「役員ごとの報酬等の総額等(2019年度)」の欄に、「(注)連結報酬等の総額が1億円以上である者を記載しています。」とも記載されています。
つまり、副社長の下にあたる専務取締役や常務取締役の年収は1億未満であると言えるでしょう。
磯崎功典(キリン社長)と上場企業役員の年収を比較
キリン社長の磯崎功典さんの年収をご紹介しましたが、2億1,100万円という数字がどの程度すごいのか、いまいちピンとこない方も多いのではないでしょうか?
ということで、東洋経済が9月2日に発売した「役員四季報2020年版」の情報を基に、上場している大手企業とキリン社長の年収を比較してみます。
なお、比較するのはキリン社長と同程度の年収の企業とします。
役員四季報順位 | 会社名(役職) | 年収 |
170 | オムロン(取締役) | 2億2,400万円 |
171 | 中外製薬(会長) | 2億2,300万円 |
171 | 大和証券G(代表執行役員) | 2億2,300万円 |
173 | ソフトクリエイトH(会長) | 2億2,200万円 |
173 | ミネベアミツミ(会長) | 2億2,200万円 |
175 | 東京センチュリー(社長) | 2億2,000万円 |
176 | アサガミ(社長) | 2億1,900万円 |
176 | 三井物産(会長) | 2億1,900万円 |
178 | LINE(取締役) | 2億1,800万円 |
179 | ヤマダ電機(副会長) | 2億1,700万円 |
オムロンやLINEなどの大企業ともなると、取締役でもキリン社長と同程度の年収となっています。
キリンホールディングスの順位付けはされていませんでしたが、「役員四季報2020年版」の順位でいくと、キリン社長の年収は175位となります。
日本の大手企業は11,000社あると言われていますが、年収面もトップレベルと言えるでしょう。
磯崎功典(キリン社長)の年収まとめ
キリンの社長である磯崎功典さんの年収をご紹介しました。
年収としては公式で公開されており、2億1,100万円であることが分かりました。
他の大手企業と比較してみても、非常に高い年収となっています。
日本の不況の打撃を受けつつも、確実にビール業界を牽引しているキリン。
